ロイヤルコペンハーゲン

ロイヤルコペンハーゲンについて

ロイヤルコペンハーゲンについて

ロイヤルコペンハーゲン窯は1755年にデンマーク王室の援助を受けて開窯しました。
1774年、ジュリアン マリー皇太后とその息子のフレデリック王子が、ミュラーによるデンマーク初の磁器工場の株式を購入し、1775年に創立が実現します。
トレードマークは大スンド海峡、大ベルト海峡、小ベルト海峡を表す三本の波線が採用されました。大口の出資者であった、ジュリアン マリー皇太后の案だったと言われています。

18世紀、磁器を所有することは威厳につながると考えられていました。当時の磁器工場は、その国の文化と技術の水準を示すシンボルでした。そのため、自国で高価なベースや食器を、時には権力者の肖像を装飾として製作し、ヨーロッパの宮廷の間で贈呈したり、交換したりすることが行われていました。
1803年1月29日、国王クリスチャン7世の誕生日の宴会で、初めてフローラ ダニカが使用されました。現存する1530個のうち主なものは、現在コペンハーゲンのローゼンボーグ城に国宝として展示され、完全に近い状態で残されています。

熟練したペインターによって、白い磁器の上にハンドペイントされるブルーの柄は世界中に知られ、特に日本で人気を集めています。
1908年から始まったイヤープレートも有名で毎年制作され続けています。100年以上にわたるプレートのデザインを振り返ってみると、クリスマスの宗教的なモチーフや、デンマークの冬の風景、世界遺産に登録されている建物など、様々なデザインが作られています。