KPMの歴史
- 1751
- ベルリンの商人ヴィルヘルム・カスパー・ヴェーゲリーがフリードリッヒ大王からベルリンで磁器製陶所を建てる特権を得ます。
- 1757
- ヴェーゲリーは挫折し、ベルリンの商人ヨハン・エルンスト・ゴッツコフスキーに道具、資材、材料を譲渡します。
- 1763
- 7年戦争による国家財政不安のため、国家から補助が無くなります。そのため、ゴッツコフスキーは財政的苦境になり、プロイセンの王 フリードリッヒ大王に会社を売却したため、王立磁器製陶所ベルリンが誕生します。
- 1807
- ナポレオンの軍隊はベルリンを占領しました、KPMの工場出荷商品を没収したため、多額の損失を被りました。
- 1918
- 第一次世界大戦後、ドイツ革命によりドイツ帝国(プロイセン王国)は終焉を迎えました。KPMも国家磁器製作所ベルリンとなります。
- 1943
- 第二次世界大戦の空襲により工場が破壊されます。フッチェンロイター傘下のゼルプ工場を借り、操業を続けました。その後ベルリン工場も復旧されますが、ゼルプとは占領国が異なっていたため、1957年まで窯印にSを追加した状態で2つの工房が存在します。
- 1957
- ゼルプ工場はベルリン工場に吸収合併されるかたちで、一つの工房になります。
- 1988
- ベルリン市議会分会決定をうけ、有限会社(有限会社KPM 王立磁器製陶所GmbH)になります。
- 2006
- ベルリンの銀行家イェルク・ウォルトマンが全ての株式を取得します。
- 2006
- KPM創設250週年を迎えました。